元地下アイドルに聞いた地下アイドル体験談
地下アイドルとは、テレビなどのマスメディアに出るよりも、ライブをメインに活動するアイドルのことです。
知人が最近まで、この地下アイドルをしておりました。
この記事では、元地下アイドルの体験談を元に、彼女がどのようにして地下アイドルになったのか、アイドルをしていて良かったこと、苦労したことを、アイドルになりたい方へのメッセージと共にご紹介いたします。
地下アイドルになりたい アイドルになった方法
アイドルになるには、オーディションやスカウトなどが一般的ですが、知人は、以前からアイドル活動に興味があり、無所属のソロアイドル活動をしておりました。
それを見た業界の方が、新しくアイドルプロデュースをするプロデューサーに、紹介してくれるという流れでアイドルデビューしました。
地下アイドルデビューの決め手
何度かプロデューサーと話しをし、事務所がレッスン費用や交通費など全て負担してくれるということで挑戦してみよう!と思い初期メンバーとしてお仕事を始めました。
また、レッスンスタジオが二駅隣ということもあり、とても通いやすいのも条件の一つでした。
本当なら月数万円もするダンスレッスンやボイストレーニングを週に数回のペースで受けることができたのでその点はとても決め手として大きかったです。
また、遠征時の宿泊費や交通費なども事務所側が賄ってくれていたので安心してお仕事することができました。
地下アイドルをして良かったと思うこと
まず、自分のスキルアップができます。
レッスンを通して、先生に基礎を教えてもらうのはもちろん、他のメンバーと自分を比べてどこが違うか、どのように表現すればいいのかなど自分と向き合う時間が増えました。
また、ファンからのアドバイスやライブ映像を繰り返し見ることで、自分の欠点なども客観的に見ることができたと思います。
ライブでは他のアイドルグループと対バンすることが多かったため、自分のグループにないところや真似して取り入れたらいいところなどを勉強し、ステージパフォーマンスに励みました。
元々ダンスが好きだったため、ダンスを褒められるのはすごく嬉しく向上心につながりました。
歌は苦手だったのですが、基礎を学び筋トレなどで肺活量をつけ声量もアップするこができました。
先生やファン、メンバーに「声量出たね!」や「安定するようになった!」などと褒められ、更に向上心を燃やせるようになりました。
また、ステージパフォーマンスだけでなくSNSの使い方なども学びました。どうやったらいいねが稼げるか?など考え、自撮りをあげたり、ファンがコメントしやすい文章を考えたりしているうちに「いいね」の数やフォロワーも増えていきました。
そのため、SNSを見てくれたお客さんがライブに足を運んでくれることもあり、SNSは集客につながることを学びました。
アイドルは華やかなだけではない アイドルの大変なところ
アイドルは、キラキラした生活を送っている方ばかりではありません。
知人はアイドルをしていて、生活が大変だったそうで、次のように話していました。
交通費やレッスン費用などは全て出ますが、支出が少ない分、給料がかなり低かったです。
同期の他のアイドルさんなどと給料の話しをすることもあったのですが、みんなが驚くほどうちのグループは少なかったです。
また、昇格制度だったのですがお客さんが増えてもなかなか上がらずバイトを掛け持ちする毎日でした。
アイドルである以上、衣装代や美容代もかかりますし、人に見てもらい応援してもらう立場のお仕事ですから、普段から言動に気を遣う必要もありますね。
地下アイドルになりたい方に経験者からアドバイス
事務所選びは慎重にしたほうがいいと思いますが、普段ではできない感動や楽しみが経験できます!
ステージの上で歌って踊ることはとても楽しいです。
アイドルになるのが夢である方は事務所を慎重に選び、挑戦してほしいと思います。
アイドル活動は年齢も限られてくると思うので若いうちにしかチャンスは無いと思いますよ!
アイドルをしていて困った点と気をつけるべきこと
街で声をかけられたりすることがあります。
覚えていただき、声をかけてくれるのは嬉しいですが、しつこかったり、馴れ馴れしいのは困ってしまいます。
また喫煙や飲酒をしているところを見られると評判が悪くなる場合があります。
特に異性との交流には気をつけなければいけません。
私の場合はアイドルに専念していたためあまり気にしていませんでしたが、もし喫煙、飲酒、異性の交流がある場合はバレないように内密にするしかありません。
まとめ
オーディションもそうですが、アイドルや芸能人になりたければ、自分から進んで行動することが大事なようですね。
そうすることで、人脈が増えてデビューの道が見えてくるようです。
アイドルと言えば、テレビで観る華やかなイメージが先行しますが、知人の話から感じたのは、努力を惜しまず、他人のアドバイスを真摯に受け止め成長できる人。客観的に自分を分析できる人に向いている職業であるということでした。
歌やダンスが好きで、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら成長し、舞台で輝いてみたい方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ただし、事務所選びは慎重に…!