WBC完全優勝に導いた栗山監督の経歴や報酬は?侍ジャパンの賞金はいくら?
日本中を沸かせた、WBCワールドベースボールクラシックが、2023年3月22日に決勝を迎えました。
結果は、日本が3対2で強敵アメリカを破り、14年ぶりに優勝を決めました!
振り返ってみれば、予選リーグから決勝まで、全9試合。
日本は一度負けることなく、完全優勝をしたのです!
1次リーグが終わった時点で、あまりの強さに、優勝候補ナンバーワンに躍り出た日本。
準決勝と決勝は決して楽な試合ではありませんでした。
試合終了後、日本の勝利の一因として、侍ジャパンがひとつになるのがとても早かったのが良かったと、関係者が何度も語っていました。
その立役者は、チームを招集した栗山監督であり、14年前の優勝メンバーであるダルビッシュ投手の力が大きかったと栗山監督も話しています。
こんなに強いチームを率いた栗山監督は、どのような経歴をお持ちなのが気になってしまいます。
更には、WBCで優勝すると、賞金をもらえたりするのでしょうか。
そこでこの記事では、
⚾️WBC 2023栗山監督の報酬は?
⚾️WBC侍ジャパンの賞金はいくら?
ご紹介します!
WBC栗山監督の経歴や報酬は?
栗山英樹監督は、1961年4月26日生まれのWBC2023年時点で61歳です!
創価高校から国立大学である東京学芸大学を卒業し、プロ野球選手となった珍しい経歴を持つ元プロ野球選手です。
選手引退してからは、野球解説者やスポーツジャーナリストのほか、白鳳大学や東京学芸大学の教授としても活動していました。
野球だけではなく、学業も優秀な方だったのですね。
なんと、元プロ野球選手のイチロー選手の奥様で、元アナウンサーの福島弓子さんや、元プロテニスプレイヤーの伊達公子さんとお付き合いしていたこともあるそうです。
イチロー選手が、今回のWBCの試合を応援しないと話していたのは、こういう事情があったからかもしれませんね。
さらに栗山監督は、曲まで作ってしまっているようです。
なかなか、面白い才能をお持ちの方です。
プロ野球選手としては、現役時代は、俊足巧打のスイッチヒッターで、外野守備のスペシャリストでした。
1989年にはゴールデングラブ賞を受賞しています。
WBC栗山監督と大谷選手の関係は?
栗山監督が北海道日本ハムファイターズの監督になったのは、2012年から。
その1年後の2013年に、大谷翔平選手が北海道日本ハムファイターズへ入団することになるのですが、もともと大谷選手は高校卒業後、日本の球団には入らず、メジャーに挑戦すると公言していました。
それを栗山監督と、北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得し、分厚い資料とともに、大谷選手を説得したことにより、大谷選手は北海道日本ハムファイターズに入団したのです。
当時高校生だった大谷選手の心を動かしたのは、栗山監督が提案した、「二刀流」であった事は、ほぼ間違いないのではないでしょうか。
二刀流の話をした時、大谷選手は全くの無表情であったということが、栗山監督の記憶に今も残っているそうです。
その後、大谷選手は、大切な場面では無表情になるということがわかったそうですよ。
二刀流と言う、自分でも思ってもみなかった可能性。
今の大谷選手の土台を作ってくれた栗山監督は、大谷選手にとって、野球界のお父さんみたいな存在なのかもしれませんね。
なお、栗山監督は、2023年のWBCで、日本を完全優勝させた後、監督の引退を宣言しています。
WBC栗山監督の報酬はいくら?
WBCの監督を務めることによる、報酬の情報は、公表されていませんでした。
ただ、WBC日本代表コーチ については、参加報酬として1人当たり 150万円であることがわかりました。
これは、あくまでも参加報酬ですので、優勝までした場合は、プラスの報酬が支給される可能性もあります。
コーチが150万円ですので、監督は同程度位の金額は、もらえるのではないでしょうか。
栗山監督の、WBC監督就任前の報酬は以下の通りです。
栗山監督が、北海道日本ハムファイターズをの監督を務めていた、2012年から2021年の間の年俸は、
になりました。
北海道日本ハムファイターズの監督を務めた10年間で、約10億円を稼いだ計算になります!
これだけもらっていたら、一般人だったら一生お金に不自由しなくて済みますよね。
因みに、栗山監督就任当時、北海道日本ハムファイターズには、大谷選手以外にも、中田翔選手や斎藤佑樹選手が在籍していました。
侍ジャパンのメンバーが集まったのも、栗山さんが侍ジャパンの監督を務めるという部分が大きかったでしょうし、人間的にもとても魅力のある方であることが想像できますね。
大谷選手や杉谷さん栗山監督が所属していた北海道日本ハムファイターズの新球場、エスコンフィールドは、楽天トラベルに宿泊プランがありますよ!
WBC侍ジャパンは優勝賞金をどのくらいもらえるの?
侍ジャパンの選手たちは、優勝すると
がもらえます。
しかし、全てを選手がもらえるわけではありません。
半分は連盟が持っていき、残った半分を選手で分配するのです。
今回の場合、選手は30人いたので、一人当たりにすると600万円〜670万円程になります。
怪我もなく、無事に自分のチームに戻ることができれば、高くは無いですが、悪くは無い報酬ではないでしょうか。
しかし、元WBCの選手の一部からは、いつものシーズンよりも早めに調整に入らなければならず、怪我などしてしまうと、その後のシーズンに出場できなくなり、報酬がなくなる可能性もある。
リスクが高いので、この金額は、安過ぎると言う声もあるのは事実です。
もちろん、WBCに出場する選手たちは、報酬以上の魅力を感じているからこそ、出場しているのですが、体が資本の世界なので、そういう指摘がなくなる事は無いのかもしれません。
WBC賞金は勝てば勝つだけもらえるって本当?
2023年3月に開催されたWBCの賞金は、「勝てば勝つほど増える」方式でした。
今回の賞金総額は、1440万ドル(約19億3000万円)でした。
先に述べたように、賞金は選手たちと所属連盟との間の折半になります。
所属連盟とは、その国の野球プログラムを運営する機関などのことを指します。
WBCの賞金は以下のようになっています。
⚾️ WBC本選進出(20チーム):30万ドル(約4000万円)
⚾️ プール勝者(4チーム):30万ドル(約4000万円)
⚾️ 準々決勝進出(8チーム):40万ドル(約5300万円)
⚾️ 準決勝進出(4チーム):50万ドル(約6700万円)
⚾️決勝(2チーム):50万ドル(約6700万円)
⚾️ 優勝:100万ドル(約1億3000万円)
優勝すると、上記のすべての金額を差し上げた額、総額300万ドルがもらえるということですね!
日本円での換算は、その時のレートによりますが、4億円以上もらえることになります。
もしアメリカに勝てていなければ、準優勝の総額200万ドル(日本円で2億7000万円位)でしたので、金銭的な面でも、優勝と準優勝ではかなり変わってきますね。
同様に、準決勝で敗退しまうと、総額150万ドル(日本円:2億250万円)になります。
日本選手の場合は、さらに200万円が加算されます。
お金が全てでは無いとは言え、やはりこれだけ差があると、優勝したいなーという気にはなりますよね。